ピロリ菌

赤羽もり内科・腎臓内科では、当院に生活習慣病でかかりつけの患者様に限定して「ピロリ菌」の診療を行っております。

ピロリ菌は胃がんの予防として近年注目されているのでまとめました。

ピロリ菌とは?

ピロリ菌感染は胃潰瘍・胃癌など様々な疾患に発症に関わると言われております。

日本人はピロリ菌の保有率が高く、積極的に除菌をした方が望ましいと考えられており、近年予防医療の分野で注目が集まっているトピックの一つです。

ピロリ菌で起きる病気

ピロリ菌が関わる病気として、以下のようなものがあります。(H. pylori 感染の診断と治療のガイドライン参照)

例)
・胃癌
・胃炎
・MALTリンパ腫
・十二指腸潰瘍
・脳梗塞
・冠動脈炎
・アトピー性皮膚炎
・アレルギー性紫斑病
・Behcet病
・蕁麻疹
・喘息
・肺がん
・肝細胞癌
・アルツハイマー病

検査

ピロリ菌がいるかどうかを調べる検査は、色々ありますが代表的なのは採血検査、便検査、呼気検査、内視鏡検査です。

一番見落しが無いのは呼気検査である尿素呼気試験(にょうそこきしけん)で、当院では尿素呼気試験を勧めさせて頂いてます。

尿素呼気試験

尿素呼気試験とは、特別な試薬に息を吹きかけて行う検査で比較的簡便で負担の無い検査です。

ただし尿素呼気試験の注意点としては、胃酸を抑える薬を飲んでいる方は可能な限り、中止してこの検査を行う必要があります。

PPIという胃薬を飲んでいる方は検査2週間前に中止してください。PPIとは以下のような薬をさします。

例)
・ランソプラゾール
・タケプロン
・パリエット
・オメプラゾール

H2受容体拮抗薬を飲んでいる方は1-2日前に内服を中止してください。H2受容体拮抗薬とは以下のような薬をさします。

例)
・ガスター
・ザンタック

中止が困難な患者様では採血検査などを推奨しております。

ピロリ菌が陽性のとき

ピロリ菌が陽性であった場合は当院では内視鏡検査を勧めさせていただいております。

長年ピロリ菌に感染したため、胃に慢性的な炎症が無いか、早期の胃がんが無いかなどを調べるためです。

内視鏡は当院で行っておらず、近隣施設にご紹介させていただきます。

治療

治療はピロリ菌を倒す薬を飲みます。薬は抗菌薬+胃薬などを合計3剤組み合わせたものを使用します。

除菌が終わった1-2ヶ月以上あけて再び尿素呼気試験などの検査を行いピロリ菌がいなくなったかを確認します。

近年、抗菌薬が効かなくなる症例が増えており、ピロリ菌がいなくなっている場合は他の薬剤を使用して再び除菌をトライします。

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